私の日常

大丈夫そうかな。



教室について鞄をもって帰ろうとすると、奈由ちゃんと凛飛がいた。



「あれ、絢音帰るの?」



「あ、うん。じゃあね。」



「絢音~。帰るぞ~!」



教室からでた3人が私を呼んでいた。



「お~!わかった~。じゃ、帰るね。あ、もう家の前に待ってなくていいよ。」



「え?なんで?」



「なんでも、あ、奈由ちゃんと行きなよ。いいでしょ?」



「あ、あぁ。」



「じゃ、決まりね。」



「バイバイ。」



「絢音~!今日誰にする~?」



あー、どうしよ。



「仁坂ね~。」



「わかった~。連絡しとく~。」



「なにお前。どっか行くわけ?」



「え~?なんのこと~?」



「男とだろ。」



どうでもいいでしょ。そんなことは、凛飛には関係ないんだから。



「関係ないでしょ。誰と遊んでも、」



「今日話があるから20時には家にいろよ。」



「はいはい。じゃあね。」



ま、そんな約束破るけどね~。



そんなことを思って廊下を歩いて外へ向かった。



20時ねぇ。流石に高校生で早すぎだよね~。



自分達で男を決め、それぞれ別れた。私が会うのは、仁坂 皐(にさか さつき)。私立西高校に通っている。



「仁坂~。」



「おー。絢音!」



「うん。」



「今日は、門限ないの?」



「ないよ。ってか、高校生にもなって門限とかあり得ないから。」



「確かに、じゃ、どこいきます?」



なんでいきなり敬語?と思い笑った。



クスクス



「なに笑ってんの?」



「いや、なんでいきなり敬語なのかな~と思って。」



そう言うと、仁坂は拗ねたように口を尖らせた。



「ごめんごめん。」



「で、どこ行く?今からホテル行くの早いよな。」



「え、なに。ホテル行くの?」



「嫌なの?」



「え、あー、違う違う。お金かかるからってこと。」



「あー、そう言う。でもうち親いるよ?それでもいいの?声聞かれちゃうかもよ?絢音は悪趣味だな~。」



はぁ。違うし。なに言ってんだよ。



「違うし。ふざけんな。」



「素直じゃないな~。あ、そう言えば、凛飛とどうなったの?」



「なにが?」



仁坂も私が凛飛のこと好きなことは知っている。



「進展。あったの?」



「まぁ。進展っちゃ進展だよな~。アイツに好きな人ができたらしい。」



「うっそ!まじで?誰?どんな子?」



「岡部 奈由。ぶりっ子で私と正反対の美少女。これまた、アイツのことが好き。」



「うわぁ、お前より美少女ってどんなだよ、写真とかないの?しかもぶりっ子って、」



そこかよ。



「写真?あるよ。これ。」



「うわ、お前の方が美少女じゃん。なに言ってんだよ。全然かわいくねぇし。凛飛が好きになる理由わかんねぇな。」



「そりゃどうも。」



地味に、褒められた?



「って、結局どこ行くの?仁坂の家でいい?」



「俺はいいよ。どこでも。」



「じゃあ。そうしよう。」



決まった。仁坂の家と私の家はたった5分でつく。



ガチャ



「お邪魔しまーす。」



家に挨拶をしながら入ると、仁坂のお母さん。早奈英(さなえ)ちゃんが来た。



「あら、絢音。久しぶりだね。」



そう、私は小さい頃から、皐が家に独りのとき呼びに来るくらいの仲良しだ。



「うん。」



「俺にはなんもねぇのかよ。」



「あ、お帰り。」