結局、蒼大さんが片付けもしてくれた。申し訳なくなってくる。
「一花、今、ドライヤーを持ってきてやる。」
「えっ、いいよ、洗面所でしょ?」
「乾かしてやる。」
「いいよ、自分でやるから。」
これ以上は本当に申し訳ない。全力で否定してしまった。
蒼大さんの視線が突き刺さるのを感じて席を立ち上がる。
「ごめん、用意するね。」
「………。」
「蒼大さん、ドライヤーの場所とか教えてくれる?」
「ああ、こっち。」
ちょっと不機嫌な雰囲気を醸し出しているが、本当にこれ以上は甘えられない。
二人で洗面所に並び、私は髪を乾かし、蒼大さんは隣で歯みがきをしている。
蒼大さんの視線を痛いほど感じる。
「蒼大さん、見すぎなんだけど。」
「別にいいだろ。」
「………ダメじゃないけど。」
蒼大さんを見る。
髪は洗い晒しのままで普段より幼く見えるし、私服だと普段よりも若く見える。
「見すぎ。」
蒼大さんの言葉に我に返った。つい、いつもと違う蒼大さんを観察してしまっていた。
「ごめん、普段と違うから。」
「それは一花も。会社とは雰囲気が随分と違う。」
蒼大さんが私からドライヤーを奪った。
「一花、今、ドライヤーを持ってきてやる。」
「えっ、いいよ、洗面所でしょ?」
「乾かしてやる。」
「いいよ、自分でやるから。」
これ以上は本当に申し訳ない。全力で否定してしまった。
蒼大さんの視線が突き刺さるのを感じて席を立ち上がる。
「ごめん、用意するね。」
「………。」
「蒼大さん、ドライヤーの場所とか教えてくれる?」
「ああ、こっち。」
ちょっと不機嫌な雰囲気を醸し出しているが、本当にこれ以上は甘えられない。
二人で洗面所に並び、私は髪を乾かし、蒼大さんは隣で歯みがきをしている。
蒼大さんの視線を痛いほど感じる。
「蒼大さん、見すぎなんだけど。」
「別にいいだろ。」
「………ダメじゃないけど。」
蒼大さんを見る。
髪は洗い晒しのままで普段より幼く見えるし、私服だと普段よりも若く見える。
「見すぎ。」
蒼大さんの言葉に我に返った。つい、いつもと違う蒼大さんを観察してしまっていた。
「ごめん、普段と違うから。」
「それは一花も。会社とは雰囲気が随分と違う。」
蒼大さんが私からドライヤーを奪った。


