「可愛いっ!!!もう可愛すぎる!!!!」

また依が抱きついてくる。
これにも、もう驚かないぞ。うん。

「ハイハイ。依座って。ご飯ですよ。」

翠があきれた顔で言う。

ほんとだ。いいにおい。

「ほら座りなよぉ、ご飯冷めちゃうよぉ?」

雫がエプロンしながら、フライパン持ってキッチンに立ってた。

雫がご飯を作ってるのか。意外だな。