翌朝。

朝早くに本家に行かなければ行けないため、まだ眠い様子を残す尊に皆が注意をほどこしている。

先程から同じやり取りを数回。
尊を見ると、うんざりしているようだ。

そろそろ行かなくては行けない。
尊に別れを告げ、本家へと向かう。


見慣れた町並み


車で移動する。
窓からの景色を眺めていると、本家が見えてきた。