少し話はさかのぼる。


side 碧


尊が居ることが当たり前の生活になってきたある日の夜。

今日は夜が尊と寝る日で、先程夜が尊をつれていった。

それぞれの時間をすごす奴ら。

すると、テーブルに置いてあった俺の携帯が鳴る。

普段滅多に鳴らない俺の携帯。

奴らも何かを察しこちらへと視線を送ってくる。


俺は携帯をとり、表示されていた名前に目を見開く。

通話ボタンを押し、携帯を耳に当てる。