【完】愛して...


「碧横取りしおった~!生意気な男やなぁ!」

「碧ずるい!!」

椿と依のうるさいコンビが騒ぎ立てる。

『んふふ~もっと飲むぅ!』

頭がふわふわする。
体が軽い感じ。

「え、みぃ酔った?」

「そのようですね。顔も赤いですし.....」

「いつもより、話してる。」

依、翠、奏の順番で話す。

『つー君!抱っこぉ!なでなでしてっ!』

「尊は酔うと甘えたになるんだねぇ。」

「甘えん坊だな、ちび。」

雫と夜も何か話してる。

「おー。こっち来い。イカ食べるか?」

「あ!翼君、猫にイカはあかんで!」

「そーなのか?...あ、食っちまった。」

『!?.....ふにやぁ~』

なんだ?イかを食べたら足に力入んない。
腰抜けた?

「ほら、言わんこっちゃない。」

「あぁ。わりぃみぃこ。これでも食え。」

そう言って渡されたのはチョコのお菓子だった。