【完】愛して...



すると、噛み付くあお。

『.....!!』

甘噛みされた。なんか、キュンキュン??する。

あおは片方の手を尻尾に、もう片方の手を耳へと持っていく。

両方からの攻めに堪えられなくなる私。



翼の時と同じように体の底から何かくる。

「いいぞ。」

な、にがっっ!?

『っくっ!!........!っっっ』

すると、頭の中が真っ白になった。

背中を反らせ、体を痙攣させる。
あおにもたれ掛かり、肩で息をしている私にあおは

「いい子。」

そう言って私の頭を撫でる。