【完】愛して...


次は誰のところに行こう.....

キョロキョロと皆を見回す。

「どうしたんだ?みぃこ。」

翼が私を抱き上げた。

私は翼の胸元の頭を押し付ける。
触って、というように。

「あ、発情タイム始まったんとちゃう?」

「あぁ、もうそんな時間か。それにしてもおかしくないか?」

「椿さんこの酒、マタタビ酒ですよね?」

あおが空っぽになった瓶を持ち、椿に聞く。

「おお!そうや。.....あっ!マタタビ...」

「チッ...アホ椿。まぁ、こうなったら仕方ない。誰か、みぃこを寝させるか達させろ。」

頭をガシガシかきながら呆れたように言う。