☆☆☆
それから数十分後。
登校してきた弘樹はマナと同じように青ざめていた。
2人の様子を見ていると笑いたくてたまらなくなったが、必死で我慢する。
これで2人はしばらく大人しいだろう。
弘樹はようやくあたしの恐ろしさに気が付いたかもしれない。
あたしは欲しいものはなんでも手に入れるんだ。
物でも、お金でも、人でも。
そしてそれを邪魔する者は必ず排除する。
「マキ、おはよう」
ホームルームの直前に登校してきた陸人があたしへ向けてそう言った。
「おはよう陸人。時間ギリギリじゃん」
「寝坊しちまったんだ」
そう言って頭をかく陸人はナオと視線がぶつかっても無視をして、自分の席へと向かった。
その様子にあたしは心底満足した。
陸人はもうすぐあたしのものになる……。
それから数十分後。
登校してきた弘樹はマナと同じように青ざめていた。
2人の様子を見ていると笑いたくてたまらなくなったが、必死で我慢する。
これで2人はしばらく大人しいだろう。
弘樹はようやくあたしの恐ろしさに気が付いたかもしれない。
あたしは欲しいものはなんでも手に入れるんだ。
物でも、お金でも、人でも。
そしてそれを邪魔する者は必ず排除する。
「マキ、おはよう」
ホームルームの直前に登校してきた陸人があたしへ向けてそう言った。
「おはよう陸人。時間ギリギリじゃん」
「寝坊しちまったんだ」
そう言って頭をかく陸人はナオと視線がぶつかっても無視をして、自分の席へと向かった。
その様子にあたしは心底満足した。
陸人はもうすぐあたしのものになる……。



