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翌日、学校へ言ってもナオは登校してきていなかった。
メッセージを入れてみたけれど、それも返事はなかった。
昨日振られたショックを引きずっているのかもしれない。
それでなくても、今は学校に来づらいだろう。
だけど休むというのは失敗だったとあたしは思う。
あの写真を見ている生徒たちはあらゆる噂をして、その場にいないナオを指さして笑うのだ。
あと写真のせいで気まずいから学校に来れないのだと、みんな思い込んでいた。
「マキ~聞いた?」
投稿してきたマナに突然そう言われて、あたしは首を傾げた。
「なに?」
「今朝ラブホテルの裏にある空地から大きなゴミ袋が発見されたんだって! 中身は腐った液体みたいで、人に危害はなかったらしいけど、そのホテルってナオが行ったラブホの裏だったらしくて、びっくりしちゃった」
興奮気味にそう言うマナにあたしは一瞬頭の中が真っ白になった。
ラブホの裏のゴミ袋。
それは間違いなくあたしがナオの複製を押し込めた袋だった。
翌日、学校へ言ってもナオは登校してきていなかった。
メッセージを入れてみたけれど、それも返事はなかった。
昨日振られたショックを引きずっているのかもしれない。
それでなくても、今は学校に来づらいだろう。
だけど休むというのは失敗だったとあたしは思う。
あの写真を見ている生徒たちはあらゆる噂をして、その場にいないナオを指さして笑うのだ。
あと写真のせいで気まずいから学校に来れないのだと、みんな思い込んでいた。
「マキ~聞いた?」
投稿してきたマナに突然そう言われて、あたしは首を傾げた。
「なに?」
「今朝ラブホテルの裏にある空地から大きなゴミ袋が発見されたんだって! 中身は腐った液体みたいで、人に危害はなかったらしいけど、そのホテルってナオが行ったラブホの裏だったらしくて、びっくりしちゃった」
興奮気味にそう言うマナにあたしは一瞬頭の中が真っ白になった。
ラブホの裏のゴミ袋。
それは間違いなくあたしがナオの複製を押し込めた袋だった。