ゼウスをピエールに手渡し、肩で息して、首の後ろを叩きながら、フラフラしてる浩二さんです


「じゃ、行きましょう」

「ふあい‥」


ゆっくりと洞窟の奥に進んでいる二人と一匹です



ギャーギャー!



「わっ‥!!」

だだだだだだだだ‥



「ピエール‥早く‥」

「分かってます!」



「浩二さん!行きます!」

「おーし!」


現れた、うっすら白いもやのような四角い部分に、飛び込むように入っていく!

次の瞬間には、見覚えのある、ゲートの前に‥


二人と一匹は、転がっていた‥