「次は、紅藤ね」

私が軽く微笑むと、紅藤はよろしく〜!と明るく言った。

そして翡翠と同じように、刀を持ってもらう。

「我、朝霧華子と契約せよ」

すると紅藤はウインクしながら頷く。

可愛い人だな、と思った。

ふう、紅藤とも契約完了。

「よろしく、紅藤!」

一応女の子同士だし軽くキャラを作ろうかとも思ったが、やはり素の笑顔で言う。

「よろしくねぇ!華子!」

紅藤も、明るく私に言った。