グリモワールと黄泉の国

「でも、なぜ私なんだ・・・?ほかにも人はいっぱいいるだろうに・・・」





少女はふわりと笑って言った





「いいえ、あなたでなければならないのです」





「あなたの気高い心と、その謙虚な思いがグリモワールを呼んだのです」





そしてふっと心を見通すような目で私を見た少女は低い声で言った





「あなたに、黄泉を背負えるという覚悟はありますか?」




「私は・・・」