「優梨先輩。」

「ん?どしたの?」

隣で歩いていたのに

俺が急に目の前に立って立ち止まるから

優梨先輩は驚いてる。

「優梨先輩、俺はあなたのことが好きです
付き合ってください。」

もう2度と見ることがないかもしれない

優梨先輩の目を真っ直ぐに見た。

あぁ、綺麗なんだよな。

このあったかい眼差しに何度助けられたか。

届きそうで届かない優梨先輩に

何度手を伸ばしかけたか…。

俺が手を伸ばしたら優梨先輩は

その手を取ってくれますか…

「こちらこそ、よろしくお願いします」

「えっ、」

返ってきた返事は想定外だった。

「優梨先輩…?
本気ですか?あの時のしゅんですよ?
あんな情けなくて先輩の目もまともに
見れないような…」

「うん、私はどんなしゅんも好きだよ」

「あ、俺だって!です」

Happy end・*:..。o○☼