ある日のお弁当の時間
あ〜〜もうほんっとにお腹すいた!
成長盛りなのかね!?
朝どんだけ食べてもお昼にはお腹が空くって不思議だ〜
「やったやったやっときた〜おっべんとう〜」
「さくらさっきおにぎり食べてたじゃん!(笑)」
「朝練があるからお腹がもたないんだよ〜(笑)」
と、いつものクラスの仲良しな3人メンバーで大好きなお弁当を食べていた。
すると友達が
「さくら、あれ野球部の先輩じゃない?」
えっ!?
廊下の方を振り返ると大さんがいた。
大さんはひとつ上の先輩で、優しくて気さくで面白くて、笑顔がステキないい先輩だ。背は低いけどぽっちゃり体型が愛くるしい(笑)
見ると、こっちに手をふって手招きしていた。
えっ!私??何の用かな、練習メニューの変更とか?
とりあえず、口に入っていたものを一気に飲み込んで廊下へ出た。
「大さんこんにちは!どうしたんですか??」
「ごめんね〜急に。……あれ?あ!おい!お前ら来いや!」
と、呼ばれて出てきたのは知らない男3人組だった。
…誰?先輩??
すると、1人が前え突き出されて私の真正面に来た
「わっ!!えっと、!こ、こんにちは、!」
「え?あ、こんにちは」
これが私と誠哉が初めて顔を合わせて話した時。一言で言ったら、かっこよかった。すらっとした体型で、身長178cmくらいで、こんがり焼けた肌色、目は切れ長で笑うと目が細くなって目尻にシワができるステキな笑顔の持ち主だった。
この人、モテそう。
見た目だけじゃなくて、雰囲気がある人だった。
でも正直顔はタイプじゃない…けど(笑)
「じゃあごめんね!谷口さん!ちょっと寄っただけ!」
と、爽やかな笑顔の大さんと、他3人は去っていった。
「おい!やったじゃん!」
「やっとはなせたな!!!」
「大吾ーーまじありがと!!」
と、遠くの方で聞こえたのは、あまり気にならなかった。
なんだったんだろ〜〜〜〜
てか、あの先輩たち誰だっけ?
めっちゃ見たことあるきがする…?
不思議に思いながら教室へ帰ると
「さくら!!!!!!今の工藤先輩たちじゃん!!!なんで?!?知り合い?!」
キーーンッ
「ちょ、声デカすぎ、(笑)今の人達知ってるの?なんかよくわかんないけど、挨拶だけした(笑)」
「あの人達、部活紹介でも体育大会でもめっちゃ面白いことするテニス部の人達じゃん!覚えてない!?」
「あーーー、」
めっちゃ覚えてる(笑)
どこも堅苦しい部活紹介で、テニス部だけテニスの王子様のミュージカルを面白おかしくして大爆笑をとったり、6月にあった体育大会でも応援団ですごく湧かせていた。
え、なんであの人達が私に?
いや、通りすがっただけって大さん言ってたし、
いっか。
