「麗美、会いたかった!…麗美全然起きないんだもん。寝てる間は速斗がずっとくっついててすごい入りづらかったし…。……って!それ!」



弥生の目が私の手一点に集中した



近くに来てがっしり私の手を掴んだ



「婚約指輪!!?」



『……うん』



照れながら答えると



「かーわーいーい!!」



ぎゅっーと思いっきり抱きしめてきた



もちろん速斗の事をふっとばして…



「…おい。」



「こっからは女子同士で喋るから2人は退出願いまーす」



弥生がキレかけてる速斗にそんな事を言う



「いい加減離れろ。俺のだ」