速斗の想い人にはもう速斗の気持ちは届かないって事…?



「…悔しかった…。ずっと傍に居たのに最終的にソイツが選んだのは別の男…。悔しくてしょうがなかった。だからこうして1人で頭冷やすついでに花火見てんだ」



悲しそうに笑った速斗



…私ならそんな顔させないのに…



『…そっか。今からでも告白しないの?』



「…もう遅いだろ…。」



『……そうかも知れないけど…。伝える事にちゃんと意味があると思うよ』



さっきの時雨の受け売りだけど…。



速斗に伝わるといい。



好きな人の為に背中押す事なんてできないと思ったけど時雨の言ってる事今理解できた