暗闇の中の少女

だから知らないのも無理ない。



「大体、なんであの子なの?私の方が奏汰くんの事好きだって自信だってあるのに…っ!」



『……は?』



俺を好き…?



シラーとした目を向ける



「私、あの子に助けられてここに来て奏汰くんに一目惚れしたの。でも、奏汰くんはいつだってあの子の事ばっか…」



そりゃあ、そうだ、俺はずっと麗美の事しか見てないし



『あのさ。それってただの嫉妬だろ?それが麗美を傷つけていい理由なんかにならねぇーんだよ!!』



俺の怒鳴り声に肩をビクつかせた女



『……出てけ。今すぐここから消えろ。もう二度と…俺の前に姿を現すな』