暗闇の中の少女

それからは皆と喋ったまぁ、冬樹は相変わらず喋ってくれなかったけど…。



楽しい時間を過ごした



ふと時計を見ると10:00を指していて楽しい時間はあっと言う間だなって思っていると



「…10:00?やばくないか?」



私の視線を辿って時計を見た風磨が言い出す



『え…?なんで?』



「…門限が10:30までなんだよね…」



訳がわかっていない私に説明してくれた風磨



「ど、どうしよ……30分で絶対寮着かないよ……」



何故か怯えている秋樹



『普通に今から帰れば良いんじゃないの?』



「理事長に……殺される」



冬樹が珍しく喋ったなと思ったら物騒な言葉が飛んできた