対して速斗の顔は引き攣っている



「……これは…お前の仕事だろ…?」



「え?そーだったかなー」



明らかなる棒読み



「あのなぁ」



説教が始まるかなぁなんて呑気に考えていると…



「じゃ、そういうわけだから宜しく!」



バビューンと交換音が付きそうな勢いでまたしても消えた弥生



「はぁ…」



『それ、なにすればいいの?』



「あー。これは…」



ある程度なにをやればいいのか聞いて



『そんな事かぁ。やっとくよ。それ』



「出来るか?」



『任せて』



弥生から速斗に渡った資料を貰う