Hope Your Dream

爽やかなミントの香りが体に染みる。


「夢」


望くんの、低く、優しい声が、嫌というほど求めてた声が、私の体に染みた。


「夢……会いたかった」


私が勝手に疑ってた先輩との関係が、否定された今なら、頷き返してもいいのだろうか。


「……私も」


呟いた、小さすぎた声は望くんに届かなかったようで、後ろでズッと鼻をすする音がしたと思ったら体を離された。


「……ごめん、いきなり。夢は、仕事しに来たんだもんね。今パソコン持ってくるね。中入ってて?」

「……うん」


望くんの目が赤くなってたように、私の耳も赤くなってた。

望くんの体温で火照ったせいだ。