飛べない鳥に、口づけを。






「そうそう、菜緒ちゃん。

前言ってたゲームなんだけどね」




樹君は平然とゲームを取り出すが、あたしの頭はゲームどころではなかった。

初めての彼氏の家に戸惑い、これから訪れる未知の時間に妄想を抱き、身体と胸を熱くしていた。