「おっ……お……ま……え……」 固まるあたしに、 「悪い悪い、川口」 今度は川口呼ばわりだ。 なんだ、この馴れ馴れしさは。 こういう男は、あたしがもっとも苦手としている部類だ。 「すっ……すみません。 急いでお薬お渡ししますね」 そして、とっとと帰れ。 心の中で叫ぶ。