「ん」
私が目を開けるとそこは保健室で
最初に目に入ったのはとても顔が綺麗な男の人だった

「目覚めた?」
「あ、はい。」
「頭ぶつけちゃったけど痛くない?」
その男の人は私の頭を軽く撫でた
「だ、大丈夫です!!」
私は少し動揺してしまった
こういうことされたことないから…
「ごめんね?俺がぶつけちゃたんだ。」
どうやらこの人にぶつけられたらしい
「全然平気です 私頭硬いので!!」
「ぷっ はははは」
「え?」
なんで笑ってるんだろう
いやそんなことより
笑ってる顔が可愛くてついみとれてしまう

「普通頭硬いっていう?愛鳴ちゃんは面白い子だね」
「私の名前…」
「さっきいた女の子に教えてもらった」
ひかりちゃんのことかな?
「あ、俺の名前は南 瑠唯(ミナミ ルイ)よろしくね?」
「はい、宜しくお願いします」
「じゃあ俺は行くね?あ、俺愛鳴ちゃんと同じ学年だから敬語なしな」
「わかりました」
「おう!じゃあな」

瑠唯くんは行ってしまった
私も教室戻ろ
それにしてもかっこよかったなぁ
って何考えてんの!
私には大好きな人がいるのに