「ねぇねぇ、今日の岡田くんってば、なんか雰囲気違うと思わない~!?」 「あー!あたしもそう思ってたの~!」 「すっごい優しいっていうかさぁ~?いつ以上にもう、すっごい格好いいよねぇ」 昼休み時間になって、だるくて動きの鈍いあたしの為に、あやちゃんが購買に行っている間、うちのクラスの誰かに会いに来た、どこかのクラスの女の子達が、そんなことを言って騒いでた。 途端にチリチリと胸の中が焼き切れてしまいそうに熱くなってくる。