会話が途切れる。
話したいことなんて、たくさんあって、有り余っていて、困るくらいなのに、言葉が出ない。
「あ、そうだ。
この前、澪緒が家に これ忘れていってさ……、渡しといてくれない⁇」
そう言って渡された袋。
中を見てみると、下着だった。
……あの馬鹿、何で下着なんかを忘れて帰ってくるの。
「ごめんね、忘れ物とか今後はしないように言っておくから。」
"うん" と笑顔の蓮君。
「あ、一応 洗ってるから安心して。」
と声をあげて笑う蓮君。
本当、心が寛大すぎる……。
「本当……、何から何まで ウチの馬鹿がご迷惑をおかけして……」
「澪緒は昔からこんな感じだからね。
澪緒なんかよりも、碧生ちゃんの方がずっと落ち着いてるし、大人っぽいね。」
相変わらず笑顔。



