次の日、小百合に昼休みの事を話すと…

爆笑された。 


「もう!そこまで笑わないでよ!!」


「だって…プッ!!」


「ひどーい!!」


プゥと膨れていると、 


「あたしね健斗と上手くいったんだ!」 


「えっほんとに?」


親友が上手くいったなんて聞くと、うれしい。 


「ほんとに。あの後、告られたんだ」


なんて話す小百合は、いつもより可愛いかった。 


「いいなぁ。」


「由美もさ!可愛いんだから、司に告りなって!!」

「可愛くないよー。」


「イヤイヤ、かわいいから!!」


必死に訴える小百合。 


社交辞令でもうれしいよ


「おーい、王様ゲームするぞー!!」


もう昼休み!? 


私と小百合は授業中も話こんでたみたい。 


だれか教えてよ―(泣


「王様だーれだっ!」


いつもの掛け声。 


いつもと違うのは、小百合が隣にいない事。 


やっぱりさみしいな。