傷だらけのココロに、癒しの愛を。〔仮〕





あたしは昼休みに
図書室へ行くようになった。

お昼ご飯を朱理と唯と食べて、

今までは休み時間いっぱい3人で
おしゃべりしていたけど、


あたしにとって
苦痛な時間になってしまった。



だから、

逃げるように図書室に来る。

静かで、落ちつく場所。


元々、本好きだし。



朱理は当事者だから、
あたしが逃げてるってわかってると思う。

唯は
細かいことは
気にしない主義だから、

違和感に思っても探ったりはしない。

もしかしたら、
朱理から聞いてるのかもしれないけど。