「またあとで学校でね~!」 「みんな遅刻すんなよ~笑」 一度解散して、それぞれの帰路につく。 「隼人」 夢の時間は終わった。 現実に、戻ろう。 「話したいことが、あるの。 今日の放課後、部活休みだったよね、 時間、もらえないかな?」 隼人の目を見てまっすぐに言う。 少し、驚いた顔をしている。 こんな風に あたしが誘い出すことを普段しないから? それとも、心当たりがあるから?