しばらく、学校を休んでしまった。 頭の中を整理したくて。 …結局、あんまり意味なかったけど。 モノクロの世界に きてしまったみたいだ。 唯からは唯一LINEがきた。 《大丈夫?》 《また、なんかあった?》 でも、あたしは返事ができなかった。 唯は朱理と一緒にいる。 当事者じゃないから、 それで、いいんだけど。 唯まで、あたしのことを 裏で笑ってるんじゃないかと思って 返事ができなかったんだ。