「あの、お誕生日だとは知らなくて、何も用意できてなくて……」 彼女はプレゼントのことを気にしてくれてるようで、すごくあたふたしている。 かわいいー。 「こうやって、来てくれたことがプレゼントだから。」 ポンポン。 彼女の頭を撫でると、カァーッと顔が真っ赤になる。 見てて飽きないなー。 「花音ちゃんはお酒好き?」 「あ、はい、人並みには飲みます。」