私がそう言うと男はやはりと言う顔で
『君が吸血鬼さん?可愛いね!』
っと先ほどの表情が嘘のように
まんべんの笑みを浮かべた。
でも今は緩んではいられない
私の力で今度こそ大切な
トモダチを守るんだ。
「で、私の正体がわかった今どうするの?」
そう言って見つめると
お腹を抑えていた。
もっとよく見ると血が…滲み出てる?