そんなのいらない。【完】

「勝手すぎるょ…」



私はまた涙を流した。





――――
――――――…

『落ち着いた?』


コーヒーを入れてくれた公平。


「ん…」



公平は優しい。


どんな時も私の話を聞いてくれる。