思いっきり息を吸って叫んだ。

「だ、い、す、き」

ずっと閉じ込めてきた思いは、一生あかさないつもりだったのに...

まさかこんな日が来るとは思いもしなかった。

本当にありがとう。

「俺も...だ~い!すきだ~!」

私なんかとはひにならない大きな声で突然叫んだからびっくりした。

「私の方が大、好、き!!!」

「なにいってんの?俺の方が何倍も愛してる~!!!」

「違う!!私の方が愛してる!」

「もう!意地っ張りだなぁ...。」

「よし勝った!」

「仕方ないなぁ。今回は負けでいいよ。
でも本当に本当に愛してるんだから!」