大嫌いなあなた


「はぁ!?ゴリラですって!?」

「ちょ、タンマ!花ちゃんステイ!」

「ふざけんな!」

「…ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

鬼の形相で殴ろうとしてくる花ちゃんをかわし、教室中を逃げ回った。

鬼から般若に変わった花ちゃんは手をグーにして追いかけてくるものだから教室から出て隣のクラスに入り込んだ。

休み時間とあって隣のクラスは騒がしくて、私は隣の教師に入るや否や、

「助けて大吾!」

窓際でボーッとしていた大吾に助けを求めた。