「…怖い」 ただその一言しか出てこなかった。 「わかったから帰ろう?な?」 「…うん」 裸足の私を歩かせるわけにはいかないと言って聞かない安浦におんぶされて家へと強制送還された。 「迷惑だったよね」 おんぶされている背中でボソッと聞こえるか聞こえないかくらいの音量で発した声はしっかりと安浦に聞こえていた。