大嫌いなあなた


「じゃあな」

「うん、バイバイ」

パタンと閉じられた扉を見て、少しだけ寂しくなった。

さっきまで安浦が部屋にいて賑やかだったからかな。

お兄ちゃんがご飯作りに来てくれたことを思い出した。

お兄ちゃんがいなくなって一人になることが慣れてなくて、死ぬほど寂しい。