「尊っ!」

後ろには、昔よりも見違えるほど身長が高くなった尊がいた。

「俺がいつ、お前の彼女になった。
そして、お前の事むしろ苦手だし。
金輪際近づくな。
あと、俺には好きな人がいる。
だから、口を滑らせたとしても絶対に彼女にはならない」

言い過ぎだよ。とは思ったけれど、まぁいいだろう。

顔、真っ青だけど大丈夫??

あんたの心配するよりも気になることのほうが重要だ。