いつまでも共に……

(琳埜side)


ふっと覚醒した意識。
どれくらい寝ていたのだろう?

毎回、鳳舞達が一晩中起きて火の番をしてくれているから、今回こそは変わろうと思ってたのに……

辺りを見回すと黒い髪を持つ彼の背が見えた。



「琉飛?」

「……やっと起きたか」



相変わらず朝に弱いんだな。と呟く琉飛。

……好きで朝に弱いわけじゃないもん。
そもそも、夜に強い訳でもない。



「鳳舞は?」



どれだけ見渡しても鳳舞の姿が見えない。



「急遽任務が入った。
先に行ってろって伝言」

「……そうなんだ」

「そんな顔をするな。
あいつなら、ちゃんと後から追いついてくる」

「うん」



どんな顔してたんだろう。
きっと残念そうな顔なんだろうな。

鳳舞達は忍術も体術も飛び抜けて良い。
3人でのチームなんて必要ないくらいに。