「今回の任務はそもそもお前が必要だった」

「そうだろうね。
でも、それは琉飛も同じはずだよ」

「あぁ。つまりこの任務は……」










「「俺と琉飛/鳳舞への任務だった」」












ぴりっとした空気が流れる。
そしてどちらからでもなく、琳埜に視線を向ける。



「今回は守りきれるかわからないね」

「あぁ」



大事なチームメイトの安否を気にする2人。
そしてその予感が的中してしまうことを、まだ誰も知らなかった。