「あれ、どうにかしたら?いい加減」
「なかなか無下にはできなくて……」
「だって、バレンタインの次の日じゃなかった?会うの」
かすみがはぁっとため息をつく。
「……そうだね」
この前の夜のこと。
『15日部活休みだから学校帰りに会おう!』
悠貴にそう誘われていたんだ。
初めてちゃんと会う悠貴。
ヒロを通してじゃなくて、あたしと悠貴としてちゃんと会うんだ。
「チョコ、あげるの?」
「ん?」
「悠貴くんに」
「うん」
初めから悠貴にはタイミング的にもちょうどいいので渡すことにしていた。
「あたしもその友達とやらにあげたほうがいいのかな」
「いや、まず相手知らないでしょ」
かすみの言葉にぷっと笑えてしまう。
15日は、悠貴の友達とかすみと4人で会うことになっている。
「この出会いに賭けたい!」
なんてかすみは張り切ってたりする。
「なかなか無下にはできなくて……」
「だって、バレンタインの次の日じゃなかった?会うの」
かすみがはぁっとため息をつく。
「……そうだね」
この前の夜のこと。
『15日部活休みだから学校帰りに会おう!』
悠貴にそう誘われていたんだ。
初めてちゃんと会う悠貴。
ヒロを通してじゃなくて、あたしと悠貴としてちゃんと会うんだ。
「チョコ、あげるの?」
「ん?」
「悠貴くんに」
「うん」
初めから悠貴にはタイミング的にもちょうどいいので渡すことにしていた。
「あたしもその友達とやらにあげたほうがいいのかな」
「いや、まず相手知らないでしょ」
かすみの言葉にぷっと笑えてしまう。
15日は、悠貴の友達とかすみと4人で会うことになっている。
「この出会いに賭けたい!」
なんてかすみは張り切ってたりする。