「別になんの記念日でもないのに、なにを祝うんだよ」
付き合って半年とかでもない。
「お前にとって誕生日はそんなもんなのかよ……」
寂しそうな顔をしてヒロが呟く。
「……誕生日?」
「誕生日だろ。今日、心結の」
「は?」
ヒロの言葉に頭が真っ白になる。
「もしかして、知らないの?」
「聞いてないから知るわけねぇよ……」
そういえば、出会って1年以上たつのに心結の誕生日の話をしたことがないことに気がついた。
「まじか……」
気まずそうな顔になるヒロ。
「ヒロはプレゼントでも渡した?」
「いや、渡してねぇよ……」
すごい罰が悪そうな顔になる。
「……嘘つかなくていいよ」
「あー……」
仕方ない。
ヒロのほうが先に出会ってる。
先に付き合っていたのもヒロ。
誕生日を聞いていててもおかしくないんだ。
去年の今頃はヒロが彼氏だったわけだし。
付き合って半年とかでもない。
「お前にとって誕生日はそんなもんなのかよ……」
寂しそうな顔をしてヒロが呟く。
「……誕生日?」
「誕生日だろ。今日、心結の」
「は?」
ヒロの言葉に頭が真っ白になる。
「もしかして、知らないの?」
「聞いてないから知るわけねぇよ……」
そういえば、出会って1年以上たつのに心結の誕生日の話をしたことがないことに気がついた。
「まじか……」
気まずそうな顔になるヒロ。
「ヒロはプレゼントでも渡した?」
「いや、渡してねぇよ……」
すごい罰が悪そうな顔になる。
「……嘘つかなくていいよ」
「あー……」
仕方ない。
ヒロのほうが先に出会ってる。
先に付き合っていたのもヒロ。
誕生日を聞いていててもおかしくないんだ。
去年の今頃はヒロが彼氏だったわけだし。



