「悔しいけど、あいつが好きなのは心結だから」
「え?」
「言いたかねーけど。オレのものにしたいし。でも、心結が泣くのはもっと嫌だから」
「……ヒロ」
ヒロはこんなに優しかっただろうか。
もしかしたらあたしがヒロのことをちゃんと見てなかったのかもしれない。
「あいつ心結のこと好きすぎるって言ってた」
「……え?」
あたしだけじゃないの?
あたしのほうが思いが強いんじゃないの?
「周りに知られてからかわれるのが目に見えてるからだよ」
「……そんな」
じゃあ、あたしのためだったの?
ヒロの言葉を聞いて涙が溢れてくる。
「泣くなよ」
制服の裾でゴシゴシとあたしの涙を拭く。
「ヒロ、ありがとう」
「心結には幸せになってもらいたいから」
「ふふ。手遅れにならないうちに行こうかな……」
「ちゃんと話してこい」
あたしの背中をポンッと叩く。
「うん!ありがとう!」
ヒロの言葉を背に、屋上から走り出す。
「あーあ、俺ってバカ」
座り込んでそんなことを言ってる彼には気付かず。
「え?」
「言いたかねーけど。オレのものにしたいし。でも、心結が泣くのはもっと嫌だから」
「……ヒロ」
ヒロはこんなに優しかっただろうか。
もしかしたらあたしがヒロのことをちゃんと見てなかったのかもしれない。
「あいつ心結のこと好きすぎるって言ってた」
「……え?」
あたしだけじゃないの?
あたしのほうが思いが強いんじゃないの?
「周りに知られてからかわれるのが目に見えてるからだよ」
「……そんな」
じゃあ、あたしのためだったの?
ヒロの言葉を聞いて涙が溢れてくる。
「泣くなよ」
制服の裾でゴシゴシとあたしの涙を拭く。
「ヒロ、ありがとう」
「心結には幸せになってもらいたいから」
「ふふ。手遅れにならないうちに行こうかな……」
「ちゃんと話してこい」
あたしの背中をポンッと叩く。
「うん!ありがとう!」
ヒロの言葉を背に、屋上から走り出す。
「あーあ、俺ってバカ」
座り込んでそんなことを言ってる彼には気付かず。



