「今年0じゃなくてよかったな」
怒ってるはずのヒロが笑顔を見せる。
「あ、あぁ……」
いつもの俺なら明るく乗り切れる。
でも、今日はそんな気分にはなれねぇよ。
「いつから?」
「え?」
「いつから心結のこと知ってたの?」
「……あ」
俺はなんて答えればいいかなんてわからなかった。
「心結は電話で話してた悠貴が、俺の友達の悠貴とは知らなかったって言ってたけど」
ヒロの言葉を聞いて胸がじーんとなる。
心結は、俺とヒロの関係が悪化しないように気をつかってる。
「違うよな?心結が俺と悠貴の関係気にしてるんだよな」
心結のことなら何もかも分かってるようなヒロに今度は胸が苦しくなる。
「なにそれ、心結のことなら全部わかるよっていう自慢?」
俺の口から出たのはそんな言葉だった。
もっと他に言うべきことがあるはずなのに。
悔しかった。
俺の好きな女と付き合ってた過去を持つヒロに嫉妬した。
怒ってるはずのヒロが笑顔を見せる。
「あ、あぁ……」
いつもの俺なら明るく乗り切れる。
でも、今日はそんな気分にはなれねぇよ。
「いつから?」
「え?」
「いつから心結のこと知ってたの?」
「……あ」
俺はなんて答えればいいかなんてわからなかった。
「心結は電話で話してた悠貴が、俺の友達の悠貴とは知らなかったって言ってたけど」
ヒロの言葉を聞いて胸がじーんとなる。
心結は、俺とヒロの関係が悪化しないように気をつかってる。
「違うよな?心結が俺と悠貴の関係気にしてるんだよな」
心結のことなら何もかも分かってるようなヒロに今度は胸が苦しくなる。
「なにそれ、心結のことなら全部わかるよっていう自慢?」
俺の口から出たのはそんな言葉だった。
もっと他に言うべきことがあるはずなのに。
悔しかった。
俺の好きな女と付き合ってた過去を持つヒロに嫉妬した。



