無視するにも可哀想なので、苦笑い。

ドン

ん?何かあったったような...

だっ誰なんだこの人??

めちゃめちゃ負のオーラのようなものが漂ってるんだけど...。

「あの。大丈夫ですか?」

そっと聞いた。

「大丈夫じゃないですよ。
大事にしていた本が折れたじゃないですか。
はぁー。ほんっと最悪。ほんっと災難。」

なっなんなんだこの人。

とりあえず悪いことしたようだから

「何かしたようであればごめんなさい。
私にできることだったらなんでもいってください」

その言葉をいった瞬間に腕をぐいっと引っ張られた。

顔が近い...。よくよく見たら、きれいな顔してる。

ってそれよりもどんな状況!?