《功介side》 唯歌とのデートを満喫していたのに、偶然、優たちに会った時は、邪魔に思えて仕方なかった。 それでも、ファミレスに連れて行かれて、指輪を冷やかされて恥ずかしいのに、唯歌は平気だったようで写真まで撮ってもらった。 写真は3枚。 どれも唯歌は笑っていて、最後の1枚は撮り終わったと思って、俺と顔を見合わせて、笑っている写真。 かわいい。 部屋で一人で、スマホを眺める時間が増えそうで、プリンターから印刷した。 今日の件は、許してやるよ、優、龍、昌。 お前ら、良い奴だよ。