「はーい。みんな席つけーーー。」 担任は運よくまあまあよく話す先生だった。安心だ。 朝の会が終わって休み時間になった時一目散にヒロの席に行った。 「どうしよう。友達出来ないよーー。」 「まぁせいぜい頑張って」 「ひでえ・・・」 ヒロは優しい反面冷たい時も多々ある。 「咲良、俺もだから安心して。」 キリはいつも優しい。 「ありがとう、キリ。」 キリはニコッと笑った。