「ちょ、どうしたの!?」 「梨乃~…っ」 「なに!?また猫くんとなんかあった!?」 「わかんないよ~…私どうしたらいいかわかんないよ~…っ!!!」 「と、とりあえず汚いから鼻水拭いて!?」 「梨乃まで猫くんみたいなこと言う~……うぇぇぇ~ん…」 「とりあえず移動するよ!陽愛!しっかり立って!!」 梨乃に腕を引っ張られ、教室を後にする私たち。 猫くんの、バカ、バカ。 ……バカ!!!