『え…安い…!?』



「…何万だと思ってんだ。最近は2万で大体買える。」



『そ、そうなんだ…高いものはあんまり買わないし…。』



「ネットもテレビも無いしな。新聞も取らないしな。でもケータイはあるんだけどな。ガラケーだけど。…この際ガラケーからスマホに変えろ。」



『え…いや多分服で無くなってるでしょお金。いいよガラケーさえあれば。』



「…俺が買うから。」



『じゃあいらない。そのお金は家計の足しにしたい。』



「…ハァ。」



『わ、このテレビ凄い綺麗だね!』



「…ハァ。」




































「えーっと…陣と冬は普通の水、泉はオレンジ、僕はスポドリ、千早はお茶…だよね。」



「あとお菓子も何個か買おっか。恋、何がいい?俺はなんでもいいや。」



「千早、お菓子も食べるけど普通におにぎりも食べたい。」



「じゃあ適当に六個ね。…あ、確かINFINITYのみんなも来るんだよね?じゃあお菓子大量に買おう。」



「ええ…アイツらはどうでも…って、ねえねえ、あそこに緋代いるよ?」



「え?あ、ホントだ。なんか可愛い格好してるね。」



「…隣の男、誰?なんか親密そうだけど。…あ、今ハグした。」



「普通に考えて彼氏とか?」



「え、めっちゃイケメンじゃん?!」



「…確かに。男の俺でもイケメンだと思う…。」



「よし、じゃあみんなに報告だー!」



「…どっかで見たことあるような…?まあいいや。」