カランカラン
「オレンジジュース!!」
「私はミルクティー。」
『私はアイスコーヒーでお願いします。』
「緋代は相変わらず大人だなー!!!」
「…華子が幼稚なだけよ。」
「そうそう最近ね!!」
「…すぐ話が変わる…華子のまあまあいい所。」
「最近ね、これにどハマりした!!」
『…雑誌…ですか?』
「ああ、最近人気浮上中の若手アイドルか。テレビとかでたまに見る。」
『そうなんですか〜』
「でねでね!この男の子がもう可愛くて可愛くて仕方ないの!で、色々調べてたんだけど…なんと!!!このグループの練習用のビルに辿り着いた!」
『「……。」』
「え?何?どうかしたの?」
「…やらかしたね。…いや、もう可愛い可愛い言ってる時点でもうこの男の子が可哀想なんだけど…」
『…華子はストーカー癖が人よりちょっと強いですから…まさか侵入はしてないですよね?』
「…えっなんでわかるの?」
『「えっ」』
…その場が凍りつくのも無理がないと思います。